今や私の人生は、体重計に支配されている。この数字次第で喜んだり、がっかりしたり、後悔や罪悪感に悩まされたり、忙しい。今朝は61kg台の数字を見て狂喜乱舞した。
痩せてる小食な人
太りたいけど、なかなか太れない。
そう語る私の友人がいる。彼女は痩せている。一度でも太ったとか、ふっくらした姿を過去20年以上見たことがない。
そして、本当に小食である。そして太れないと軽く悩んでいる。
彼女と一緒に暮らして、同じ食べ物を食べ続けたら彼女のように痩せるだろうと何度考えたことだろう。
しかし、小鳥のように少し食べただけで、もうお腹いっぱいと本気でいう人の隣で生きることは、私には生き地獄以外何ものでもない。
太るなんて、なんの考えもいらないし、ダラダラ過ごして食っちゃ寝、食っちゃ寝してればいいだけ。意識改革も努力も要らんではないか。
信じられないほど簡単なのに、それが出来ない人がいるってことが世界は不平の上に成り立っているとしか感じられない。
太ってて大食いな人
私の場合は、こうだ。(いや、こうだった。)
痩せたいけど、なかなか痩せれない。
私は本当に大食いである。食い意地も相当だ。食べることが大好きで、美味しい食べ物のことばかりいつも考えている。
朝ごはんを食べて、お昼ご飯は何を食べようか考える。
外食なら、どこに行って何を食べるか考えたり、お店を調べたりするのが楽しく、ここに怠け者は姿を見せない。
そして、痩せたい、痩せたいと言いつつ、そのくせジャンクフードを食べながらダイエット動画を見る。
彼女のように、ちょっと食べただけでお腹いっぱいという人間の存在を心から妬んで、嘘つき野郎の偽善者野郎だと真剣に思っていた。
こころのとらえようを変えた
今は、違う。
人間それぞれの体質や骨格、遺伝など、本人の意識改革と努力だけでどうにもならない部分も多少はあるのだろうと考えるようになった。
彼女の太れない理由が胃下垂が要因だったり、体質的に胃や消化系が弱いためたっぷり食べることができない。
太りたいけど、太れない人の悩みは、実は私の妬みとは予想外の場所に存在していたことが発覚したりして、いくばくか寛容な心を持てるようになった。
妬みは、妬みではない。それは、シンプルな憧れと言葉に変換したら、自分がずいぶん軽やかに感じられるようになった。
ただ、これだけは確かだ。
今の自分から変わりたい気持ち。少しでもよくありたいと願う気持ち。
その気持ちはとても大切だ。だが、むしろ、その気持ちの源を掬い上げ、継続してケアし続けていくことが大切なのだ。
今日の記録
・体重61.7kg
・体脂肪38.9%
食事メニュー
朝食 10時頃
オートミール
・オート(大さじ2)大麦(大さじ2)
・バナナ一本
・ドライフルーツひとつかみ
・アーモンド6個
・カシューナッツ7個
・ブラックコーヒー
昼食 15時30分頃
オートミール雑炊
・オート(大さじ3)
・もやし 一袋
・ニラ人束
・ネギ一本
・舞茸 1パック
・豆腐半丁
・ほうれん草少し
・合わせ味噌
・たまご一個
間食 16時30分頃
・ブラックコーヒー
・マカデミアナッツ7個
夕食
なし
今日のエクササイズ
・ズボラストレッチ 数分
まとめ
体型を維持するには相当の意識改革が必要だが、体重を増加するのは朝飯前なのは今も変わらない。
得意技は、太ること! いや、こんな特技からは本当に足を洗いたい。